写真を取りこもう
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そういえばこの絵には背景が描かれてなかったで
すね…。と言う事なので、今更ながらどんな背景に
しようか色々考えてみたのですが…、
どうにもこのポーズにシックリあう背景が思いつか
ない!要するに絵が悪い!(それを言っちゃおしま
いや)
と、嘆いていても時間ばっかりが過ぎていってしま
うので、とりあえず何か写真でも取りこんで無理矢
理当てはめてみる事にしました。
某ファッション雑誌を眺めていたら無理矢理当ては
められそうな写真を発見したのでそれをスキャナで
取りこんでみました。
それの要らない部分(モデルさんがいた所)などを
スタンプツールを駆使してモデルさんを無理矢理カ
ットしました。(参考画像無くてすみません)
そのままだとちょっとアレなので、次にそれを加工
しまくって、元の状態が「なんとなく…」って程度に
しかわからないようにします。
僕がよく使う手段は…、まず元のレイヤーをコピ
ーして[フィルタ]⇒[ピクセレート]⇒[水晶]をかけ
ます。この絵の時使ったセルの大きさは10くらい
です(図46)。そしてこの処理をした後にこのレイ
ヤーをコピーしてレイヤー描写モード「オーバーレ
イ」と「スクリーン」で重ねて使用するのをよくやり
ます。
この絵の場合は、水晶処理をしたレイヤーを3つコ
ピーして下から[乗算:不透明度22%]⇒
[オーバーレイ:不透明度78%]⇒[スクリーン:
不透明度30%]で重ねてあります。
他にも[フィルタ]⇒[アーティスティック]⇒[水彩画]
などの処理をしたのも重ねてあります。(図47)
そうやって出来たのが(図48)になります。
白い部分はモデルさんがいた所です(笑)
フィルタはあまり詳しくないので、片っ端から効
果を試してみて良さそうなのを適当に使用していま
す。 |
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図46:フィルタ「水晶」をかけた画像 |

図47:フィルタ「水彩画」 |

図48:写真から加工して出来た背景
画像が小さいと何も加工してないように見えますね…。 |
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